あとがき
この「郷土史散策 ~ 生浜地区 ~」は1999年に「南生実町内会 公式ホームページを目指すページ」として作成された内容から、一部を抜粋したものです。

町内の住民自治の体制の著しく遅れていた南生実町は、1998年にようやく成文化された「町内会会則」を導入しました。その当時の状況は、隣の生実町内会に比して、住民自治活動が停滞しているために、社会基盤整備の千葉市への陳情も後手後手に回り、かなりの差がついていました。

1999年度の南生実町内会執行部は、制定され施行されたばかりの「町内会会則」への理解があまりなく、ようやく他の町内会と同レベルに追いついたこの成文化された町内会会則を、有名無実化してしまいそうだったので、住民自治活動の啓蒙を目的として、「南生実町内会 公式ホームページを目指すページ」は作成されました。会則(南生実町内会 会則)を公開し、住民自治会(南生実町内会)の議事を公開し、生浜地区の歴史を公開していたことが特徴です。
南生実地区だけでなく生浜地区の歴史を紐解くことで、現状の分裂や集合を説明することが試みられていたことが特徴です。(株) 旺文社デジタルインスティテュート(現 チエル株式会社)からも、小中学校向けの教材として取り上げられました。住民自治に関する啓蒙資料たらんと作成されたWebサイトですから、住民自治に関する教育資料として最適だったのでしょう。

コンテンツの総合力で評価を得ていましたが、地域の社会基盤整備事業のための情報発信サイトとしての機能と、個人情報保護法への対応との、二つの理由から、「明徳学園地区組連絡会議」なるWebサイトが後継し、地域の社会基盤整備おける目標を達成したことで、「明徳学園地区組連絡会議」も役目を終えました。

しかしこれらのサイトの中にあった「郷土史散策」の部分のコンテンツの復活を望む声は高く、その要望を受けて、2017年に再編集して復活させました。
「南生実町内会 公式ホームページを目指すページ」
(2000年頃のトップページ)
 

 
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