|
|
|
 |
| |
エクリプスは三菱自動車と米国クライスラー社の合弁企業であるダイヤモンドスターモーターズ（1985～1993年）がイリノイ州の工場で生産していたモデルです。ダイヤモンドスターモーターズの社名は三菱自動車のシンボルマークであるスリーダイヤモンドと、クライスラーのシンボルマークのペンタスターを合わせたものです。日米貿易摩擦により日本車の輸入制限をしていた当時のアメリカで、クライスラーは小型車の供給を三菱に頼っていたため、OEM分の生産を含め三菱の現地生産台数を増やす為にDSMを両社対等出資の形で作りました。
エクリプス（初代）は事実上のスタリオンの後継車種ですが、プラットフォームは6代目ギャランをベースにホイールベースを130mm短くしています。スタリオン同様、北米市場を重視したコンセプトの為、日本国内での販売はスタリオン同様、不振でした。まずスタリオンが何ものだったのかを知ることこそが、エクリプスの正体を理解する手助けとなります。 |
|
| |
| 三菱エクリプスの歴史（The history of Mitsubishi Eclipse） （20180923公開動画） |
|
|
| |
|
| |
| エクリプスは四代目まで生産がされましたが、北米市場のみの車種である状況が強まり、それが理由に廃止されました。しかし、三菱車の中で「セクシー」さを強く主張できていたのは、エクリプスのみであり、エクリプスは「三菱のクーペ」の代名詞とも言えます。このこともあってか、2013年頃から「Mitsubishi
Eclipse R」として新型エクリプスのコンセプトの情報が出るようになりました。外観のデザインはキルギスの工業デザイナー、スティール・ドレイクの作品です。 |
| |
| Mitsubishi Eclipse R - concept 2015 （20131202に公開された動画） |
|
|
| |
| Mitsubishi Eclipse R Concept - by Steel Drake （20140305に公開された動画） |
|
|
| |
|
| |
開発に着手し、具体的になりつつある内容を放棄せざるを得なくなるのには、それなりの理由があります。三菱グループには、ロケット、戦闘機、軍艦、戦車まで、様々なハイテクの輸送手段を製造している実態があるのに、三菱自動車工業株式会社とは何なのでしょうか。負の面が累積して、減衰する局面も、長い歴史の中ではあります。「リコール隠し」「燃費不正問題」はその負の面ですが、社会が忍耐力を以て接している間に、何とか是正して前に進むしかないでしょう。
内向きで根が深い構造的な不正は、どの社会、どの組織にも存在します。それを正す新しい仕組みの導入が為されないことに、一番の問題があります。過去の過ちを忘れないように記録をしておくことが大切です。
「ドラマ三菱自動車の真実2004 リコール隠し ロングVer」は2013年11月10日にYouTubeに公開されていましたが、A-PAB（一般社団法人放送サービス高度化推進協会） から著作権侵害の申し立てがあったため削除されました。これは2004年7月25日に55分枠として日本テレビで放送された「NNNドキュメント'04
スペシャル 三菱自動車“リコール隠し”の真実」（制作＝日本テレビ）がオリジナルのようです。それ故に「著作権侵害の申し立て」があったのでしょう。NNNドキュメントのウェブサイトには過去の放送内容の索引アーカイブスが存在し、この動画には、以下の説明（原文のまま）がついていました。 |
| |
NNNドキュメント'04 スペシャル
三菱自動車“リコール隠し”の真実
| 死亡事故に繋がる欠陥を把握しながら放置した三菱自動車。重大な欠陥はなぜ長期間隠されたのか。日本テレビは、2000年に発覚した“バジェロ事件”の全容を取材。その結果、当局の立ち入り検査を妨害するため行われた社員の予行演習の模様や、検査直前の10分間で欠陥資料を隠す手口。そしてそれが、どのように見破られたかに至るまでが明らかになった。番組ではリコール隠しを巡る捜査当局と三菱自動車の攻防を再現。前代未聞の企業犯罪に、なぜ社員たちが手を染めたのか。なぜ組織ぐるみのリコール隠しが続いたのかを解明する。 |
|
| |
| この動画に関しては、著作権侵害をしない私的利用の範囲で、閲覧を可能にしました。閲覧を希望する方は、アルピナ株式会社にご連絡して、閲覧許可制図書（AC）へのアクセス権を取得して、アクセス制限領域へのアクセスを可能にして閲覧してください。二次配布は禁止致します。 |
|
|
| |
|
| |
エクリプスの復活が期待されたが、噂されていた2015年にそれは無かった。三菱自動車工業は2016年10月に「ルノー・日産アライアンス」の一員と成るしか無かった。そこまで追い詰められた状態では、一つの型式で全世界に販売できる戦略車を優先せざるを得ない。従前のエクリプスのセクシーさは、北米市場で評価されても、その他の地域で不振であった。
世界的に拡大を続けるSUVの市場で、三菱自動車工業は更なるSUVのラインナップ充実を図る為に、「クーペスタイルのSUV」の開発を図り、その「クーペスタイル」を理由として、三菱クーペの代名詞である「エクリプス」を冠した。2018年3月段階で欧州、豪州、ASEAN、北米、日本と販売されている。これが「最後の純三菱車」と言われている。 |
| |
| 三菱エクリプス クロス CMまとめ＋海外CM （20180707に公開された動画） |
|
|
| |
|
| |
|
|
| Copyright(C) 2020 Alpena Corporation All Rights Reserved. |
|
 |
|
 |
|
